大住 力(おおすみ・りき)
ソコリキ教育研究所 所長
公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」代表東京ディズニーランドなどを管理・運営する㈱オリエンタルランドで約20 年間、人材教育やプロジェクトの立ち上げ、運営、マネジメントに携わる。退社後、「ソコリキ教育研究所」(研修・講演・コンサルティング)を設立し、前職での経験を生かして、人材育成プログラムを企業などに展開している
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▪ Case Study28
ディズニーが語る「組織活性」のため
にリーダーが行なう八つのこと
【会議編】
リーダーには、本当に多くの責務があって、皆さまも連日、大変かと思います。
ウォルト・ディズニーはもちろんミッキーマウスなどを生んだアニメーター、アーティストでも有名ですが、忘れてはならないのが、CEO であり、経営者でもあったという事実です。彼の教えには、アーティストとしての創造的なものも多くありますが、経営者としての組織活性やチームビルディング、コミュニケーションなどのテクニックや戦略も多くあります。
今回は、その中から「組織活性」における「会議」の用途、活用法について説明したいと思います。この内容は、八つから構成されていますが、最初の方はよくあるビジネス書にも書かれているようなお決まりの内容で、会議の基本中の基本なのでしょうが、最後の方になるにつれて、“ 実はこれこそが!” とうなずけるような内容になっているのが分かります。「組織活性」をリーダーが積極的に図ることによって、組織全体や各人の生産性が向上し、より良い結果を導ければと願います。