野村不動産はJR恵比寿駅より徒歩約5分の場所にある国家公務員宿舎原町住宅の跡地約4,035㎡を取得し、分譲住宅と宿泊施設、保育施設、介護施設(デイサービス)からなる複合施設の建設を進めている。プリンスホテルでは、その一部となる宿泊施設として新たなホテルブランドである「プリンス スマート イン」を出店する。
「プリンス スマート イン 恵比寿」は、82室の客室を備え、ブランドコンセプトである“イノベーションを追求する宿泊特化型ホテル“を体現するべく、ICT・AIを活用した最先端のスマートなサービスを提供する。恵比寿は、ITベンチャー企業集積地である渋谷の隣駅であり、今後ビジネス需要の増加が見込まれるほか東京観光の拠点ともなり得ることから国内外の観光需要およびビジネス需要の取込みを図るとしている。
「プリンス スマート イン」は、今後も首都圏のほか地方都市、新幹線停車駅や地方空港周辺都市などへの展開を進め、想定を上回るペースで増加する訪日外国人旅行者やデジタルネイティブ世代の成長など、時代とともに変化するニーズに合わせ、既存の枠にとらわれないイノベーティブな設備・サービスを通じて、ゲストに快適な滞在を提供するとしている。
外観イメージパース
『恵比寿 旧国家公務員宿舎跡地 再開発プロジェクト』
『恵比寿 旧国家公務員宿舎跡地 再開発プロジェクト』は、渋谷区恵比寿南三丁目の国家公務員宿舎原町住宅の跡地で計画している複合施設において、野村不動産が手がける事業。同事業は、JR「恵比寿」駅徒歩5分・東京メトロ「恵比寿」駅徒歩3分という希少な立地において、宿泊・高齢者・保育施設不足といった都市部の社会課題を解決するため、分譲住宅にホテル・介護施設(デイサービス)・保育施設を併設し、多様な人々が共生する新たな都市型複合施設が誕生する。
『恵比寿南三丁目 国有地再開発プロジェクト』概要
【名 称】恵比寿南三丁目 国有地再開発プロジェクト
【事業主体】野村不動産株式会社
【敷地面積】約4,035.06㎡(約1,220.61坪)
【延床面積】約16,078.58㎡(約4,893.77坪)
【構造・規模】RC造 地上11階 地下2階
【施設用途】分譲住宅(88戸)、ホテル(82室)、保育施設、デイサービス
【階 数】住宅棟 地上11階、地下1階
ホテル棟 地上7階、地下1階
【着工時期】2018年2月
【竣工時期】2020年3月末予定(ホテルは2020年夏開業予定)
【設 計】日建ハウジングシステム一級建築士事務所、鴻池組東京本店一級建築士事務所
【施 工】 鴻池組
『プリンス スマート イン 恵比寿』概要
【名 称】プリンス スマート イン 恵比寿
英文表記:Prince Smart Inn Ebisu
【開業予定】2020年夏頃
【所 在 地】東京都渋谷区恵比寿南3-48-7(地番)
【アクセス】[電車] JR恵比寿駅より徒歩約5分/地下鉄日比谷線恵比寿駅より徒歩約3分
【延床面積】約2,852㎡
【客 室 数】82室(シングルルーム 30室、ダブルルーム15室、ツインルーム37室)
標準客室面積:約16㎡
【付帯施設】レストラン(約50席)、会議室、フィットネスジムなど
【運 営】株式会社プリンスホテル
【運営形態】野村不動産株式会社との賃貸借契約
ホテルロゴ
プリンス スマート イン
「プリンス スマート イン」は、プリンスホテルが新たに展開する宿泊特化型のホテルブランドであり、予約からチェックイン、チェックアウトまでICT・AIを活用した“スマート”なサービスを提供し、機能的かつ利便性・快適性を追求するホテル。“スマート”なサービスを求められる20代~30代のビジネスのゲストに加え、国内外のレジャー利用のゲストにも手軽に利用できるホテルを目指すとしている。今後首都圏のほか地方都市、新幹線停車駅や地方空港周辺都市など同社ホテルが出店していないエリアを軸に出店を進めていくとしている。
プリンスホテルのブランド構成
プリンスホテルではこれまで「ザ・プリンス」、「グランドプリンスホテル」、「プリンスホテル」の3つのフルサービス型のホテルブランドを展開してきたが、今回4つ目のブランドとなるリミテッドサービス型の「プリンス スマート イン」を創設し、新たなブランド体制を確立する。また、既存の3ブランドのブランドステートメントの改定および、「プリンス スマート イン」のブランドステートメントを新たに定め、2018年4月1日(日)より運用を開始する。
ブランド構成
プリンスホテルズ&リゾーツ
http://www.princehotels.co.jp/