ザ・リッツ・カールトンヨットコレクションは、『リッツ・カールトン』ブランドの伝説的なサービスを海上でも提供し、カスタマイズされたヨット旅行を楽しんでもらうという、ラグジュアリーなホテル企業としては初となる画期的な挑戦を実現するための新事業。今回の起工式により、予定している2019年第4四半期の就航にまた一歩近づいたことになる。
ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーL.L.C. グローバル・ブランドリーダー リサ・ホラデイ氏のコメント
「ザ・リッツ・カールトンヨットコレクションの事業を実現するための航海に乗り出した中で、この起工式を迎えることができ、大変うれしく思います。この起工式は、他には類を見ないラグジュアリーな船上でオンリーワンの体験をご提供し、リッツ・カールトンならではのゲスト体験とサービスを味わっていただきたいという、私たちの長年の夢が実現することを示しています」。
船舶建造の正式な開始を記念して行う起工式は、船のバックボーンとなる中央の船梁を最初に配置することが伝統だったが、現代の船舶建造ではブロックを溶接して組み立てていくため、この日の起工式でも最初のブロックをドックに配置する形式で行なった。
同式典に参列した主要な関係者は以下の通り。
・ホセ・ガルシア・コスタス氏 (HJバレラス造船所 会長)
・フレデリック・ヨハンソン氏 (ティルバーグデザインオブスウェーデン オーナー兼エグゼクティブ・プロジェクト・ディレクター)
・ダグラス・プロセロ (ザ・リッツ・カールトンヨットコレクション マネージングディレクター)
・ティモシー・グリシウス (マリオット・インターナショナル グローバル・リアルエステート・オフィサー)
・アンソニー・カプアノ (マリオット・インターナショナル エグゼクティブ・ヴァイスプレジデント兼グローバル開発最高責任者)
上記の他、ザ・リッツ・カールトンヨットコレクション経営陣、投資家グループであるオークツリー・キャピタル・マネジメント, L.P.のメンバー各氏も参列し、式典のハイライトとして、建造および完成後の航海の無事と成功を願う記念メダルの発表と船体への溶接が行われた。
ザ・リッツ・カールトンヨットコレクション マネージングディレクター ダグラス・プロセロ氏のコメント
「船舶の建造において重要な節目である起工式を迎えることができたことは、海上でのラグジュアリーを再定義しようというザ・リッツ・カールトンヨットコレクションの試みが順調に進んでいることを示しています。プライベートな船旅に丁度良いサイズの船舶と魅力的なプランにより、お客様はザ・リッツ・カールトンの伝説的なサービスを満喫しつつ、思いがけない土地への寄港と探訪をお楽しみいただけます。とてもエキサイティングなプロジェクトで、今後さらなる節目を迎えていきたく存じます」
ティルバーグデザインオブスウェーデン オーナー兼エグゼクティブ・プロジェクト・ディレクターフレデリック・ヨハンソン氏のコメント
「白紙の状態から始まったザ・リッツ・カールトンヨットコレクションのデザインは、本当に刺激的でした。私たちは、文字通りのゼロから新たなブランドの全体像を創り上げたのです。ヨットをデザインするにあたっての基本理念は、プライバシーを大切にし、ゆったりくつろげる広々とした空間です。デザインにおいても、海上で最高に洗練された唯一無二の体験を創り上げていく上で、すでに大きく前進していることをこの起工式で実感しました」
同シリーズのラグジュアリーなヨット3艘の内、1艘目の予約は2018年5月より受付を開始する。少人数向けに特別にデザインされた船舶は全長190m、ラグジュアリーなスイートを149室備えており、乗客定員は298名。7~10日間の日程で厳選した、季節によって地中海、北欧、カリブ海やラテンアメリカなど、多岐にわたる寄港地を周りつつ、ザ・リッツ・カールトンならではのサービスとアメニティを海上でも楽しめる。また、ザ・リッツ・カールトンヨットコレクションの船舶はプライベートチャーターにも対応する。
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ザ・リッツ・カールトン
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マリオット・インターナショナル
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