無料レンタルスマートフォン「handy」を展開するhandy Japan株式会社は、2018年2月中旬から3月末まで、神奈川県と連携し、神奈川県内の5つの観光案内所にてhandyの無料レンタルを開始する。
handyは「国際・国内電話が無制限で無料」「4Gのインターネットが無制限で無料」「最新のトラベルガイド」「15カ国語対応」の特徴を備えており、2017年7月にサービスを開始してより、既に国内ホテルの約23万の客室と契約が結ばれている。
今回の神奈川県との連携は、自治体との初のコラボレーションとして展開され、「横浜駅観光案内所」「桜木町駅観光案内所」「新横浜駅観光案内所」「鎌倉市観光案内所」「箱根町総合観光案内所」にて各60台ずつの全300台のhandyが収められ、各案内所では1日10台ずつ、1人当たり最長3日間をめどに貸し出される。
神奈川県にとって観光案内所で訪日外国人にhandyを貸し出すことで、快適な通信環境および多言語ガイドとして県内観光スポットのPRにつなげる「観光プロモーション」、外国人の人気スポットや周遊性を把握するための「観光ビッグデータ分析」、地震などの際に緊急告知をする「災害対策」などにつなげる姿勢である。
なお、神奈川県はhandy使用期間中の実証実験の結果を踏まえて、4月以降の継続実施を検討する予定である。
記者会見光景、左から鎌倉市観光協会 専務理事の中山 一彦氏、handy Japan株式会社 代表取締役社長の勝瀬 博則氏、神奈川県知事の黒岩 祐治氏、横浜観光コンベンション・ビューロー 常務理事・事務局長の日詰 雄治氏、箱根町観光協会 専務理事の高橋 始氏