

トリップアドバイザー「行って良かった!観光スポットランキング2016」では京都の桂離宮に次ぐ6位に加え、2017年に発表された、同「東京のオアシス10選」にも選ばれた『ホテルニューオータニ日本庭園』は、戦国武将として活躍した加藤清正の下屋敷、井伊家中屋敷、伏見宮邸と、400年余り続く由緒正しき東京名園。
泉が湧くパワースポットとも評される1万坪の庭園内は、往古を偲ぶ石灯篭42基が点在する他、英国エリザベス女王戴冠式に出席された皇太子殿下(当時)の帰朝祝賀茶会用に数寄屋師 三代目木村清兵衛が建てた茶室など見どころも多彩だ。
さらに夜間は世界的な照明デザイナー石井幹子氏が「日本の灯り文化を十分に表現できるよう、光と影といった陰影のグラデーションや四季折々の演出にも力を入れ、ホテルを訪れる諸外国のお客さまに、歴史ある日本庭園を見ていただきたい」と、おもてなしの心をテーマに監修したライトアップも部屋から楽しめる。
■ヒノキ風呂にジャパンアメニティ






茶室に小宇宙をみる茶道や、器の中に自然を表現する盆栽に代表されるように、日本人は古くから限られた空間にこそ完璧さを追求してきた。1室26平米の『新江戸シングル』が提唱するのは、単に空間が広いことが、豊かさや便利さと比例するのではなく、限られた空間に必要なものが揃うこと、使い勝手が良いことこそが真の快適さをもたらすというコンセプトに基づき、京都在住の日本人デザイナーにより、日本古来の文様を図案化したテキスタイルや行灯をイメージした照明などを配しながら、設計された。
1964年の東京オリンピックのために開業し、世界中から訪れる外国人に日本が誇る富士山を見せたいと、ホテルの最上階に世界最大級の回転展望レストランをつくったホテルニューオータニが、現在の訪日外国人ラッシュ時代を見据え、2007年にホテルの中の最上級ホテルというコンセプトで『エグゼクティブハウス禅』(全87室)を手がけて、ちょうど10年。2度目の東京オリンピックを迎える2020年に4,000万人という訪日外国人の目標が掲げられる中、日本のホテルだからこそ出来る新しい提案。都会にありながら、自然のエネルギーに満ち溢れる環境で、生きている喜びを感じ、心の芯まで温まる寛ぎの時間を約束する客室、それが『新江戸シングル』だ。
ホテルニューオータニ
http://www.newotani.co.jp/tokyo/