Ve Japan はこのほど、2016 年9 月1 日~2017 年6 月30 日にイシン・ホテルズ・グループのホテル予約サイト内に同社離脱防止ソリューションを導入し計測した。
概要
日本全国にホテル施設を運営するイシン・ホテルズ・グループは、ホテル予約サイト内にVe の離脱防止ソリューションと リマーケティングメールを導入した結果、ホテル予約を検討していたユーザーに予約を促し、予約数を回復させた。
14 のホテル施設に 5 つの言語対応を展開
イシン・ホテルズ・グループは、オリジナル ブランドの“the b”を中心に、全14 ホテル2208 室を運営しており、2016 年7月より14 のホテル施設予約サイトに対してVePanel とVeContact を導入している。日本語、英語、 韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語の5 言語に対応させ、海外ユーザー向けの予約受付においてもVe の離脱防止ソリューションを利用している。
離脱防止ソリューションVePanel で 宿泊予約の完了を促進
イシン・ホテルズ・グループのサイトでは、宿泊予約画面から他の画面へアクセスしようとしたり、ブラウザ画面を閉じようとしたり、無操作時間が経過したりすると、「お困りのことはお気軽にご相談ください」というメッセージを組み込んだVePanel を導入し、ページから離脱しそうなユーザーに予約の完了を促している。導入後、計測した1 ヶ月間のVePanel クリック率は 9.5%、さらにクリックからのコンバージョン率は15.7%という効果を実現した。
VeContact によりメールで 未完了の宿泊予約をリマインド
同社は、予約完了の促進をさらに補完するため、メールアドレス入力後に離脱したユーザーに「ご予約がお済みではないようです」とリマインドメールを送信するVeContact もあわせて導入している。メールの開封率は62.8%、メール内リンクのクリック率は44.4%、配信からのコンバージョン率は5.1%と、高いリアクションを確認した。
コメント
善財 義之 - イシン・ホテルズ・グループ営業開発本部 コーポレートレベニューディレクター
様々なサイト/ページを立ち上げながら比較検討することがホテル予約におけるユーザー行動の実情かと思います。そのような環境下でVe のリマインド機能で機会損失を最大限回避できていることを実感しました。
調査概要
調査期間: 2016 年9 月1 日~2017 年6 月30 日
調査対象: イシン・ホテルズ・グループ the b サイト (離脱防止ツールを利用している14 施設)
調査方法: 当社データより算出
Ve Japan
https://www.veinteractive.com/jp