㈱龍名館
専務取締役
濱田裕章氏
次に私たちが取り組んだのは、私たちが作ろうとしているブランドにどのような価値があるのかを定義することでした。価値といっても実態はまだ何の価値も持っておらず、将来的に私たちのホテル・レストランでの体験を通して、望ましい感情、イメージと結びつけるために、目標とすべき価値です。ほかのホテルやレストランを利用した際の反応に対する差別性でもあるため、当初ブランド価値というと大袈裟な印象があり、他店舗にない弊社だけのユニークな価値とは何だろうと考えましたが、なかなかイメージがつきませんでした。