- 「世界のリーディングホテル」
ホテルジャーナリスト - 小原 康裕 プロフィール
クレムリンから西へ僅か3㎞先、モスクワ川の向こうに高さ206mのスターリン・ゴシック様式による巨大な摩天楼が姿を現す。この高層建築こそが“旧ウクライナホテル”、現在の「The Radisson Royal Hotel, Moscow」である。
手前の立像は、ウクライナの国民的詩人タラス・シェフチェンコの像。
高さ236mの巨大なモスクワ大学の建物を筆頭に、1950年代に七つのビルが建てられ、スターリンの“七姉妹”と地元では呼ばれている。
クレムリンから西へわずか3㎞先、モスクワ川の向こうに高さ206mのスターリン・ゴシック様式による巨大な摩天楼が姿を現す。この高層建築こそが“旧ウクライナホテル”、現在の「The Radisson Royal Hotel, Moscow」(以下、RR/M)である。1953年から57年にかけて建設され、重厚な正面ファサードと、ウクライナの伝統的な意匠に範をとった内装が特徴的だ。エントランスホールにあるフレスコ画の壮麗な天井画に思わず目を奪われる。中央部の摩天楼がホテルで、周囲の低層棟はアパートという構成だ。中央棟の前面には広場が整備され、この広場にウクライナの国民的詩人タラス・シェフチェンコの像が立てられた。
ラディソンロイヤルの重厚な正面エントランス。
正面玄関で正装のドアマンがゲストを迎える。この先にエアポートと同じ検査機があり、所持品のチェックが行なわれる。
エントランスホールにあるフレスコ画の壮麗な天井画に思わず目を奪われる。ホテル館内は、ウクライナの伝統的な意匠に範をとった内装が特徴的だ。
エントランスホールにある美しいステアケース。歴史的建築の価値を損なわず当時の壮麗な建物を再現した。
赤色の制服で対応するエントランスホールにある市内観光案内のアテンダント。
中2階回廊から俯瞰したエントランスホール。
エントランスホールの奥に設けたレセプションデスク。