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第16 回 加藤淳子  ウエディングプランナーの役割 

第16 回  国際交流に欠かせない公式な国際儀礼プロトコールの習得必須

【月刊HOTERES 2016年11月号】
2016年11月18日(金)
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10 年間ブライダル専門学校の講師を経験し、数多くのウエディングプランナーを養成してきたのが、トータルライフコンシェルジュとして活躍中の㈱ティーライフ環境ラボ 加藤淳子社長だ。指示待ちの若者が増えている中、“ 教えれば熟す器用は持ち合わせている”という信念のもと、さまざまな視点から人材育成に向けた連載を6 月3 週号よりスタート。「ウエディングプランナーの心構えのリニューアル必須」を題材に書き上げていただいた。

10 年間ブライダル専門学校の講師を経験し、数多くのウエディングプランナーを養成してきたのが、トータルライフコンシェルジュとして活躍中の㈱ティーライフ環境ラボ 加藤淳子社長だ。指示待ちの若者が増えている中、“ 教えれば熟す器用は持ち合わせている”という信念のもと、さまざまな視点から人材育成に向けた連載を6 月3 週号よりスタート。「ウエディングプランナーの心構えのリニューアル必須」を題材に書き上げていただいた。

 
 プロトコールという言葉はサービス業のプロでしたら、ほとんどの方々が知っている言葉ですが、その由来や歴史について、きちんと説明できる人がどれだけいらっしゃるでしょう。大切なことは、知っていることでなく、言葉の意味をしっかりと理解し、説明できることです。
 
 プロトコールとは、辞書で調べると議定書・条約・コンピューターの通信規約と書かれていますが、ここでいうプロトコールは公式な国際儀礼のことです。つまり、国同士が文化や宗教のちがいを超えてスムーズに交流するように定めた国家間ルールです。その発祥の地はイタリアであり、最古のプロトコールは16 世紀ジョバンニ・デッラ・カーザが枢機卿フロリモンテの依頼を受け、訪れる客人たちの習慣や宗教の異なる人たちに対してのルールブックである「ガラテオ」と呼ばれるマナー本を書いたのが始まりでした。

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