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第2回 日本のウエディングの常識 なぜ? なにかへん? 日本のウエディング ~温故知新と世界の視点でよみがえる!

第2 回「なぜやらない!?なぜやりたくない!?日本のウエディング」PART2

【月刊HOTERES 2016年10月号】
2016年10月14日(金)
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伊藤 淳氏
クラリス ウエディング ブランドエグゼクティブ/クラリス ウエディングプランナースクール校長/クラリス ウエディングプランナー研究所所長〈プロフィール〉1997 年より㈱リクルートのゼクシィ事業部に8 年間在籍。ゼクシィ「茨城・栃木・群馬版」の立ち上げ責任者を経て、ホテルウェディンググループゼネラルマネージャーに就任。2005年退職し、「クラリスウェディングプランナースクール」を創設、第一線で活躍できるウエディングプランナーの育成に携わる。07 年に㈱リクルートと共同で現役プランナー向け研修を生み出し、ウエディングの打ち合わせオペレーションの改革を提唱する「明日からウエディング」を考案。さらにプランナーだけにとどまらず、ウエディング業界全体の活性化のためジュエリー業界のスタッフや現場キャプテンのトレーニングにも力を注いでいる。

 
 さて、今回も引き続き「なし婚」を引き起こしている要因について考えてみたいと思います。繰り返しになりますが、私の最大のテーマは10 年後も20 年後も魅力的なウエディング文化とビジネスモデルが日本に根づいている状態「ウエディングのサスティナビリティ(持続可能性)」の構築です。そのためにはNO をYES に転換していかなくてはいけません。まずは現在業界が提供しているウエディングがいったい誰に向けて発信され、誰のために提供されているものなのかを今一度考えなくてはいけないと思っています。前回も少し触れましたが、ウエディング業界の中で当たり前になっている常識がひょっとしたら現代社会の中では非常識またはアンマッチを引きこし、少しずつズレが生じてきているのかもしれません。今回はそのズレについて「ご祝儀」の観点から考えてみたいと思います。

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