3月24日、ヒルトン成田は齋藤裕之新料理長就任によるメディア向けイベントを開催した。会場は同ホテル テラス バー(ロビーフロア)。ここでは、イベントのダイジェストを紹介する。
成田空港を望む立地
成田空港を望む緑豊かな敷地にそびえ立つヒルトン成田。敷地面積は約1万㎡で、贅を尽くしたくつろぎの空間が広がる。
立地柄、海外ゲストからの宿泊が多く、エアライン関係者の利用も多い。特に近年は訪日外国人旅行者が急増。それを受けて、今まで以上に多くのインバウンド客が滞在している。
イベント開催にともない、クリフォード・オルソン総支配人があいさつ。「2002年4月にホテル開業してから、メディアの皆さまを交えて総料理長や新メニューを発表するのは、今回が初めて。新総料理長の料理を目で、舌で感じていただき、ご意見を頂戴できれば幸いです」
イベントの冒頭であいさつした、ヒルトン成田のクリフォード・オルソン総支配人
齋藤裕之新料理長
3月24日に行なわれたメディア向けイベントは、齋藤裕之新料理長のお披露目と、齋藤氏が自信を持って提供する正統派フレンチをベースにした新メニューの公開。地元、ホテル関係メディアが集まり、約2時間にわたりイベントが行なわれた。
齋藤氏は昨年まで銀座の「マキシム・ド・パリ」で総料理長を務め、2015年11月にヒルトン成田の総料理長として着任。フレンチの婚礼メニューを次々と造成し、和洋中折衷の婚礼料理がメインだった成田地区に新たな風を吹かせている。
当日は、齋藤氏の情熱や普段の様子をまとめたプロモーションビデオを上映したほか、オープンキッチンでメディアに向けて料理をふるった。

齋藤裕之(さいとう・ひろゆき)氏
1977年(株)箱根観光ホテル入社。80年マキシム・ド・パリ(株)入社。初代料理長浅野和夫氏(第5代日本エスコフィエ協会会長)や歴代フランス人シェフのもとで修行を積む。98年副料理長就任。2002年料理長就任。15年ヒルトン成田総料理長就任。また、エスコフィエ協会正会員東京地区委員、フランス料理アカデミー会員。トック・ブランシュ国際倶楽部東日本地区副委員長など多くの肩書きを持つ。