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森トラストグループ 

2017年までに「ラフォーレ」5施設を「マリオット」へリブランド ―軽井沢・南紀白浜・富士山中湖・伊豆修善寺・琵琶湖

2016年02月23日(火)
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調印書を掲げる、 マリオット・インターナショナル アジア太平洋地域プレジデント&マネージングディレクターのクレイグ・S・スミス氏(左)、森トラスト(株)専務取締役兼森トラスト・ホテルズ&リゾーツ(株)代表取締役社長  伊達美和子氏

 
会見で、森トラスト(株)専務取締役兼森トラスト・ホテルズ&リゾーツ(株)代表取締役社長の伊達美和子氏は、5ホテルのブランドとしてマリオットを選んだ理由について、

・過去3軒のリブランドが成功をおさめたこと
・森トラストとマリオットという組み合わせが増加することで相乗効果が期待できること


の二点を挙げ、これらのホテルにおいてもマリオットのブランドでインバウンドゲストを獲得しながら、既存のラフォーレの顧客会員組織をそのまま移行させるハイブリッドスタイルのビジネスモデルを採用するとした。

2016年以降のキーワードは「都市も地方も」
これまでのような需要の高いゲートシティでの展開だけでなく、地方都市も強化をしていきたいということで、実際、マリオットへとリブランドするホテルのあるエリアは全て外資系ホテルが初進出エリアとなる。

また、伊達氏は今後展開の基本理念として、

①ジャパンブランド
②グローバルスタンダード
③イノベーション
④観光推進国へ


の4つを掲げ、リブランドするホテルが地方の観光資源となることで地方創生にも貢献できればと語った。

なお、本記者会見には多数のメディアのほか地方自治体関係者も多数参加しており、「これまでも各エリアの方と良い関係を築いてきたが、新しいホテルが観光資源になることで、さらなる活性化につなげていきたい」という思いも伝えた。

新ホテルの運営形態はすべてフランチャイズであり、料飲施設やレストランについては「これまで通り自社で運営をしていく。その土地の付加価値を大切にしていきたい」とした。

また、リブランドによる売り上げに関する質問を受けた際には、「これまで二つのホテル(コートヤード・バイ・マリオットブランドの東京・大阪)の売り上げが180%くらいになったので、その程度まで伸びれば成功と言えるのではないか」と語った。

マリオット・インターナショナル アジア太平洋地域プレジデント&マネージングディレクターのクレイグ・S・スミス氏はこの度の合意について、
「2015年のインバウンド数から見ても日本市場のポテンシャルはかなり高く、さらに日本人アウトバウンドに対する安定的な期待度もあること、また4~5年で現在の2倍規模にしてきたいと考えているが、それは実現可能な数字だと考えている。
森トラストは、設計・デザイン・オペレーションからしてもパートナーとして満足度ナンバー1と言える。アジア太平洋地域で最大規模のパートナーシップが図れるだろう」
とコメントした。
 
この度のリブランドにより、日本国内の「マリオットホテル」は計9軒、系列ホテルは計20軒となる。
 
 
森トラスト(株)
https://www.mori-trust.co.jp/
 
森トラスト・ホテルズ&リゾーツ(株)
http://www.mt-hr.com/
 
マリオット・インターナショナル
http://www.marriott.co.jp/default.mi
 

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