ホテル日航那覇グランドキャッスルをリブランドして2016年7月1日に開業する「ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城」は、ヒルトン・ワールドワイドが日本国内で運営する13軒目のホテルとなる予定。
ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城は、ヒルトン沖縄北谷リゾート(2014年7月開業)、ダブルツリーbyヒルトン那覇(2012年4月開業)に続き、ヒルトン・ワールドワイドが沖縄で運営する3軒目のホテル。沖縄の観光産業は、政府が主導する観光立国プロモーションの強化、ビザの緩和、円安の効果、エアラインやクルーズラインの増便などを追い風とした訪日外国人の増加により、着実な成長を遂げている。2021年までの入域観光客の数は1000万人、観光による経済効果は1兆円にのぼると予測されている。また国内観光客の数も堅調に増加しており、空路による国内からの送客数は、那覇空港に2本目の滑走路が完成する2020年までに最大7%まで増加すると期待されている背景がある。
那覇空港からモノレールで約30分(約7.3km)、首里の丘の上に建つダブルツリーbyヒルトン那覇首里城は、琉球王国時代の象徴とされる世界遺産・首里城跡まで徒歩で約15分(約0.8km)、人気のショッピングエリア国際通りまで約3kmという至便な立地となる。
那覇市街のパノラマビューを望むダブルツリーbyヒルトン那覇首里城は、合計5軒の料飲施設(オールデイ・ダイニング1軒、レストラン2軒、バー&ラウンジ2軒)のほか、568平米のボールルームを含む計1728㎡のミーティング・イベント施設を有する20階建(333室)のホテルとなる。また、ホテル内にはウェディングチャペルや屋外プールもある。
ホテル日航那覇グランドキャッスルWEBサイトのトップページ(2016年1月19日現在)
今回の運営受託契約締結にあたり、ヒルトン・ワールドワイドの中東・アジア太平洋地区担当シニア・バイスプレジデントのアンドリュー・クラフ氏は次のようにコメントしている。 「ヒルトン東京お台場のリブランド(2015年10月開業)に続くダブルツリーbyヒルトン那覇首里城の運営受託契約は、日本初の外資系ホテルチェーンとして50年以上の歴史を持つヒルトン・ワールドワイドの国内ビジネスパートナーとの強固な信頼関係を示しているだけでなく、我々の日本におけるプレゼンス拡大への意欲を示す新たなマイルストーンとなります」。
ダブルツリーbyヒルトンのグローバル・ヘッドであるダイアナ・ボーガン氏は、「アジア太平洋地域で顕著な成長を続けているダブルツリーbyヒルトン・ブランドが、ダブルツリーbyヒルトン那覇に続く国内2軒目のホテルを開業し、日本におけるプレゼンス強化に踏み出したことを大変嬉しく思っています。ダブルツリーbyヒルトンは、『チェックイン時に温かいチョコレートチップ・クッキーでお客様をお迎えする』というフレンドリーなサービスカルチャーで数々の賞を受賞しています。このようなサービスは『おもてなしの文化』で知られる日本においてもお客様に喜んで受け入れていただけると信じています」とコメントしている。
また、㈱琉球ホテルリゾート那覇 代表取締役 牧野達明氏は「ホスピタリティ企業のグローバルリーダーとして世界的に知られているヒルトン・ワールドワイドが有する日本市場への理解と、ホテル運営の豊富な経験・ノウハウは、ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城にとって強い競争力となり、我々のビジネスを成功に導いてくれることと信じています」と語った。
ダブルツリーbyヒルトン
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ヒルトン・ワールドワイド
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