アルピコホテルズ株式会社(本社・長野県松本市)は2月3日、長野県諏訪市にて運営する「双泉の宿 朱白」をリニューアルすることを発表した。
1月6日から約4カ月の期間をかけて施設を一新し、5月のリニューアルオープンに併せて「信州上諏訪温泉 諏訪別邸 朱白」として名称変更する。
2002年にオープンした同宿は、施設全般の老朽化やアフターコロナにおける外部環境の変化、スタッフの働き方改革として運営モデルの転換を目的にリニューアルに着手。
また、リニューアルに伴い「自宅にいるような寛ぎの提供」と「自宅にはない、楽しさときめきの提供」の両立を目指すとともに、個性ある宿として差別化を図る姿勢。
全42室の客室のうち、諏訪湖側に面している客室12室を6室に統合。新客室タイプとして「諏訪湖ビュー露天風呂」を新設し、諏訪湖に面していない客室はユニットバスを撤去しシャワーブースを新たに配す。
レストラン施設は「諏訪湖ビューダイニング」を新コンセプトとし、従来のレストラン会場に宴会場スペースを一体化させて店舗面積を拡張し、オープンキッチンやラウンジを新設する。
このほか売店スペースや大浴場の改装も行なわれ、総支配人の牛越 泰三氏は「この度の改装により朱白は、お客様に『自宅にいるような寛ぎ』と『自宅にはない、楽しさ・ときめき』を同時にご提供できる、より魅力的な宿へと生まれ変わることを確信しています。新たなスタートに向けて、長年培ってきたおもてなしの精神を大切に、常に新しい発見と感動をお届けできるよう、そして今まで以上にお客様一人ひとりに寄り添い、最高の思い出となる時間をお過ごしいただけるよう、日々精進していく所存です。リニューアルオープン後は、今まで以上にお客様から愛される宿となるよう、スタッフ一同力を合わせ邁進してまいります」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp