ドバイ・ホールディング傘下のジュメイラは1月9日、CEOにトーマス・B・マイヤー氏が就任したことを発表した。
「ジュメイラ・ブルジュ・アル・アラブ」をはじめとしたラグジュアリーホテルを展開する同グループは現在、中東・ヨーロッパ・アジア・アフリカにて30軒のプロパティを展開。
同氏は数十年にわたるキャリアを有し、著名なブランドでの運営やグローバル展開を指揮。2021年10月からCOOを務め、直近では暫定最高経営責任者として役割を担う。
2024年にはタンザニアのジュメイラ・タンダ・アイランドと南アフリカのジュメイラ・タンダ・サファリの開業による同グループのアフリカ進出などを牽引し、複数の上級職を任命してリーダーシップ・チームの強化に取り組んできた。
就任にあたり同氏は「ジュメイラは常にラグジュアリー・ホスピタリティの世界において新たな基準を打ち立て、特別なゲスト体験を継続的に提供してきました。大胆なビジョンを掲げ、ジュメイラは業界のトレンドを先取りし、最も洗練されたゲストからの進化し続ける期待を上回るべく、革新を続けていきます。私たちのビジョンはジュメイラを世界有数の影響力を持つホスピタリティ・ブランドとして確立することです」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp