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トップインタビュー コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション 総支配人 羽鳥 寛之 氏

グループ力を生かしリブランドはスムーズに成功。業績も開業直後から好調! 顧客満足度が重要な鍵。“ファーストチョイス”のホテルを目指す!

【月刊HOTERES 2015年12月号】
2015年12月11日(金)
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2015 年11 月2 日コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーションが開業した。ホテルラフォーレ新大阪を全面改装してリブランドした同ホテルは、開業直後から当初想定していた事業計画を大きく上回る実績を生み出しており、業績は開業直後から好調だという。本インタビューでは同ホテル総支配人として陣頭指揮を執る羽鳥氏に、ホテルのコンセプトや販売戦略、そして今後の構想について聞いた。
聞き手・文 本誌・岩本 大輝

全館改装で生まれ変わったホテル
 
開業おめでとうございます。まずは新しく開業したコートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーションのコンセプトについて教えてください。
 
 ありがとうございます。ホテルコンセプトは、「コートヤード・バイ・マリオット」のブランドコンセプトにのっとり、新大阪駅から徒歩1 分という好立地と、ホテルラフォーレ新大阪から全面改装によって生まれ変わった全室30㎡以上という機能的な空間、そしてグローバルスタンダードのサービスによって、国内はもちろん世界から訪れるビジネストラベラーに快適でバランスのとれたリフレッシングな環境を提供していくというものです。
 
今回、ホテルラフォーレ新大阪の全面改装によって生まれ変わったわけですが、その改装のポイントなどについて教えてください。
 
 今回のリブランドでは客室からロビー、レストランに至るまで全面的に改装を行なっています。まずは客室ですが、先ほどお話ししたコンセプトの「快適」を具体的に紐解くと、
・Work
・Relax
・Energizing
という三つのポイントがあります。
 
“Work”はワーキングスペースとしての機能的なライティングデスクが、“Rel ax ”においては全室30㎡以上という広さもさることながら、ベッドはキングベッド、椅子も広めのものをご用意することで、リラックスしていただけるように工夫をしています。最後の“Energizing”ですが、もちろんこれは休息をすることにより活力を得る、ということもありますが、ポイントとして客室に太陽をイメージしたオレンジカラーを採り入れ、さらにはインルームダイニングも提供することでそれらを五感でも促進できればと考えています。
 
 バスルームにおいてもバスタブ含めて一新したわけですが、改装で変わった一つの特徴としてシャワーカーテンを使用せず、ガラスのパーテーションに変更しています。これは、衛生面においても、またバスルーム自体の空間としての広さを感じさせることができるという点でも効果的であったと考えています。

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