観光庁は11月29日、「宿泊旅行統計調査」の2024年10月分第1次速報を発表した。これによると同月の延べ宿泊者数全体は6011万人泊(2019年同月比20.1ポイント増)となった。
このうち、日本人延べ宿泊者数は4481万人泊(同12.6ポイント増)、外国人延べ宿泊者数は1529万人泊(同49.0ポイント増)の結果となった。前年同月比では全体7.1ポイント増、日本人2.8ポイント増、外国人22.4ポイント増と、引き続き外国人利用の増加が全体の伸び率を牽引することとなった。
同調査における客室稼働率の項目では全体66.1%(2019年同月差2.5ポイント増)、旅館40.9%(同1.4ポイント増)、リゾートホテル61.0%(同3.2ポイント増)、ビジネスホテル80.0%(同2.7ポイント増)、シティホテル77.5%(同3.1ポイント減)、簡易宿所34.1%(同1.4ポイント増)となった。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp
観光データファイル 観光庁/宿泊旅行統計調査
観光庁、2024年10月分「宿泊旅行統計調査」第1次速報を発表
2024年12月02日(月)