IHGホテルズ&リゾーツは2024年、日本進出60周年の「ダイヤモンド記念年」を迎えたとして、11月17日、メディアイベントの場で一歩日本市場への軌跡と今後の展望を明かした
。リゾー日本&マイクロネシアマネージングディレクター兼IHG・ANA・ホテルズグループジャパンCEOアビジェイ・サンディリア氏は、「日本には1964年、オークラとの業務提携を機に市場に参入。その後、72年に京王プラザホテルと業務提携を交わし、73年北米以外初で「ホリデイイン」ブランドを京都で展開。91年「ヨコハマグランドインター厳選」 「ホテル」開業、2006年にはANAとのジョイントベンチャーを設立し、現在に至るまで日本国内の展開を行っている。たほか、特にリブランドでの案件を得意としているのも特徴。センシズ、そしてvocoなどのブランドが日本に初進出し、それぞれのマーケットの活況に貢献している」と述べた。また、10月にIHG・ANA・ホテルズグループジャパンの最高執行責任者(COO)に就任した飯沼潔人氏を紹介。 25年春にはリーガロイヤルホテル大阪をリブランドし、日本初となるヴィニェットコレクションが誕生する。 その後「リージェント京都」の開業も控えている日本市場への意見を示唆した。 今回来日
した、グローバル・ラグジュアリー・ブランド担当 ヴァイス・プレジデント トム・ロウントリー氏によると「ラグジュアリーのカテゴリーにおいて世界で516の開業ホテルを所有するIHGは、ラグジュアリーセグメントでは世界で2番目に大きなホテルオペレーター。来春オープン予定のヴェニエット コレクションはそれぞれのホテルの独自性を尊重したユニークなラグジュアリーブランドになるという。コレクション、リージェントの日本および北米以外での精力的な展開を担当している同氏は、「間もなく日本でも四つのラグジュアリーブランドがろうそことで、当社にとって今後の勢力展開を果たせる」と期待をにじませました。
なお、翌11月28日には最新ラグジュアリー&ライフスタイルブランドであり、初のコレクションブランド「ヴィニェット コレクション」に、「ザ・ ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」が日本で2軒目となる契約を締結したことを発表。IHGは、㈱ザ・ウィンザー・ホテルズ インターナショナルとの戦略的パートナーシップにより、北海道・洞爺湖エリアでのさらなる拡大に挑む。
明海グループ㈱が所有し、かつてサミットが行なわれた 「ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ」(386室)は、数カ月内に「ザ・ウィンザーホテル洞爺 ヴィニェット コレクション」として加盟する。