オリックス・ホテルマネジメント株式会社
取締役社長
似内 隆晃 氏
地域共創活動を推進、新たな体験価値を提供
オリックス・ホテルマネジメントは本年4月に設立5周年を迎えます。新型コロナウイルスの拡大により、設立当初から厳しい環境に置かれましたが、ようやく観光需要が回復し、本年以降もインバウンドを中心に増加が見込まれています。気持ちを新たに、お客さまのニーズに丁寧に対応してまいります。
当社は付加価値の向上により、お客さまの期待を超える体験を提供することが重要だと考えています。その考えのもと、積極推進している取り組みが「地域共創プロジェクト」です。地域の自治体や企業、大学などと共創し、地域に眠る観光資源の発掘と、他にはない新しい体験をお客さまに提供しています。本年もこの取り組みを全国の施設で進めるとともに、当社の施設だけでなく地域の魅力を発信し、日本の観光の活性化につなげてまいります。
2019年に着手した「別府温泉 杉乃井ホテル」の大規模リニューアルは、本年1月23日に予定している新客室棟「星館」の開業をもって完了を迎えます。九州をはじめ、国内外の多くのお客さまに新生杉乃井ホテルを楽しんでいただきたいと思います。そして九州を代表する大規模リゾートホテルとして、地域のさらなる活性化に貢献していきたいと考えています。