株式会社金沢彩の庭ホテル
代表
髙田 恒平 氏
観光の力で、能登の復興を。
2024年1月1日に発生した能登半島地震において石川の観光は甚大な被害を被りました。発災直後から多くの方より応援の言葉と暖かいご寄付やご支援を賜りました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。
今回の震災で私たちは改めて地域の皆様とのご縁のありがたみと、地元企業が果たすべき責任を感じることとなりました。地元に根差した企業としてより地域に貢献するため、2024年4月、私たちは地元のDMCとして走りだすことを決意し、グループの観光事業にHDMC(Hokuriku Destination Management Company)と新たに屋号を掲げました。以来、北陸の広域連携を軸とした観光の力での地域振興に取り組んでいます。
中でも2025年については特に「観光の力で、能登の復興を。」進めるべく、あらゆる視点から積極的に能登に関わっていきたいと考えています。
石川県の観光に能登はなくてはなりません。ですが能登半島地震で私たちはいま、百年に一度・千年に一度の乗り越えなければならない課題に直面しています。
もう一度能登が観光の力で立ち上がるためには地震を始めとする多くの外的要因によって崩れてしまった観光地を元通りにするだけでなく、より磨かれた魅力あふれるものに生まれ変わらせることが求められます。
これまでに結んできたご縁を活かして現地の方としっかりコミュニケーションを取り続け、ホテルという概念にとらわれずに北陸のDMCとして復興とさらなる発展へと、皆で手を取り合って全身全霊で努めてまいります。