ルートイングループ
代表取締役社長
永山 泰樹 氏
次の50年に向けて
昨年1月に発生した能登半島地震では、弊社もホテルルートイン輪島をはじめ、周辺ホテルが被害を受けました。毎年のように大きな自然災害に見舞われる近年、ルートイングループは全国4カ所に防災備蓄倉庫を設置し、防災対策を行っています。
また、グループ内には建築・設備の設計施工監理、およびメンテナンス全般を担う部署があり、災害時にはいち早く現場に駆け付け、被災したホテルの復旧作業にあたります。
能登半島地震でも長引く断水の中、周辺ホテルから給水を行い被災ホテルへと昼夜問わずの作業を続けました。一刻も早くホテルを宿泊できる施設に回復させ、医療関係者やインフラ復旧へ向け尽力される方々に安心できる宿泊拠点を提供することは、私たちが大切にしているホテル業としてのもう一つの使命です。
引き続き、自然災害に備え、被災地域の復興の一助となれるよう防災対策の強化に努めてまいります。
弊社はおかげさまで創業50周年を迎えました。2026年には高知県への出店により、全都道府県出店という一つの目標が達成される予定です。次の50年に向け、また、グループ計画のひとつである「ホテル500店舗達成」に向け、これからも挑戦し続けます。
最後になりますが、皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。