東京ホテル会(代表・髙部 彦二氏)は11月15日、約260軒の加盟ホテルの2024年10月のホテル客室3指標(客室稼働率・ADR・RevPAR)を発表した。
●原典:ホテルシステム開発を手掛ける株式会社ネオマウントのHP「ホテル様 お役立ち!」掲載記事より引用 https://www.neomount.co.jp/hotel/
東京ホテル会は30年以上の歴史を有し、現在は宿泊主体型ホテルを中心に都内約260ホテルが加盟。「競い合うしか生き残る道はない」をスローガンに、毎月収集している客室稼働率などの膨大なデータを集計分析および加盟ホテルに共有している。
2024年10月の客室稼働率は91.2%(前年同月88.1%)、ADRは18,965円(前年同月15,248円)、RevPARは17,228円(前年同月13,435円)の結果となった。
3指標の各7年間の推移グラフより、ADRとRevPARにおいて過去最高値を更新し、ADRは23カ月連続、RevPARは20カ月連続で伸長した。
髙部氏は「予想したRevPARの数値を大幅に超え『売り上げが良すぎて恐い』との想いですが、このままの調子が続いてほしいと強く願っております。当会の会員様は宿泊特化型ホテルが多いので単価の上昇は2倍程度ですが、単価の上昇ではラグジュアリーホテル様のほうがさらにより力強く上昇しております」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp