株式会社東京會舘
代表取締役社長
渡辺 訓章 氏
東京會舘ブランドを、さらに一段引き上げていく
2024年の当社は引き続き全事業で前年実績を超過し、第二四半期に通期収益の上方修正を発表しました。通期決算でも、前年の実績を超過できる見込みです。
宴会場・レストランとも、単価・稼働率が前年比で伸長していることから、一定の手ごたえを感じています。
2025年のテーマは「東京會舘ブランドの足場固め」でしょうか。バンケットビジネス・FBビジネスで一定の存在感を示すことができるようになった今は、小手先の施策ではなく、「王道」を追求していきたい。
具体的には今まで以上に料理・接客品質を高めるべく、FBクオリティ、人員配置については現状水準を引き続き維持することで、「お客さまにとっての価値」の向上を図っていきたいと思います。役員・支配人の臨店をよりいっそう強化し、「当たり前のレベルを引き上げる」ことを求めたい。
また、人員のリテンションが引き続きのテーマとなるため、年間平均で100万円を超える現状の賞与水準を、さらに引き上げていく予定です。
現場を支えるシニア人材の待遇改善施策を投下するほか、新卒採用社員のベースアップ、若手の抜擢も実施していくことで、すべての社員にとっての働きがいをより向上させ、現状の勢いをさらに強化していきたいと思っています。
皆様にとって素晴らしい1年となりますように。本年もよろしくお願いいたします。