ホテレス レポート記事
SCAJ2024にUCCが出展!サステナビリティとイノベーションを体感
2024年10月、アジア最大のスペシャルティコーヒーイベント「SCAJ2024」において、UCCグループが「Every coffee, every moment」をコンセプトにブースを展開した。今年のテーマは「Sustainability Challenge」。持続可能性を軸に、新しいコーヒーの取り組みを五感で楽しめるユニークな展示が注目を集めた。
UCCブースの注目ポイント3選
1.「水素焙煎コーヒー」試飲体験
世界初の量産に向けて進化を遂げた「水素焙煎コーヒー」を、来場者は特別に体験できた。従来の焙煎方法とは異なり、焙煎時にCO₂を排出せず、コーヒーの新しいおいしさを最大限に引き出すこの技術に多くの関心が寄せられた。比較試飲が行われ、水素焙煎コーヒーと一般的な焙煎(天然ガス)のコーヒーとの違いを実際に体感できる場となった。また、限定販売のワンドリップコーヒーも注目を集めた。
https://www.ucc.co.jp/company/news/2024/rel241001b.html
2.UCCグループの抽出競技会チャンピオン5名による実演
抽出競技会で優勝した5名のチャンピオンが集結し、ラテアートとサイフォンを披露。世界トップレベルの技術を持つバリスタたちによる、目の前で繰り広げられる精緻なコーヒー抽出とラテアートのデモンストレーションは、多くの来場者を魅了した。
3.日本初の特許製法で生み出した「YOINED(ヨインド)」の試食
特許技術を駆使して生まれた「YOINED」は、これまでのコーヒーの常識を覆す“食べるスタイル”のコーヒー。SCAJ2024限定で提供されたこの商品は、コーヒーの新たな楽しみ方を提案し、試食した来場者からも高い評価を得た。
2024年11月1日発売の「YOINED」
今後のホテルでの展開にも期待
UCCのサステナビリティへの取り組みは、特にホテル業界において今後の発展が期待される分野だ。現在、多くのホテルが環境に優しい取り組みを強化しており、持続可能なコーヒー提供はその一環として重要視されている。UCCの革新的な「水素焙煎コーヒー」や、環境に配慮した製品は、ホテルのサステナブルな方向性と合致しており、今後さらなる採用が見込まれるだろう。ホテルのゲストに対して、持続可能で高品質なコーヒー体験を提供するUCCの取り組みは、業界に新たな価値をもたらす可能性を秘めている。
ホテレス義田