仙台ターミナルビル株式会社(本社・宮城県仙台市)は10月23日、宮城県仙台市にて計画する新ホテル「ホテルメトロポリタン ベース仙台」の地鎮祭を開催した。
青葉区中央1-1-1の仙台駅西口エリアにて、9階建てで敷地面積約471.0㎡、延床面積約2860㎡、全56室の規模。
同社はホテル事業においてメトロポリタンブランド3軒、メッツブランド1軒、B4Tブランド1軒を運営しており、6軒目の展開となる。
ホテル名の「ベース」には東北を訪れるゲストにとって、観光やビジネスなどさまざまなシーンで拠点となるよう名づけられた。
全56室の客室は24室のダブル(19㎡)、24室のツイン(28㎡)、7室のフォース(54㎡)、1室のユニバーサル(54㎡)の構成。
ホテルコンセプトを自宅のような居住性とホテルならではの快適性・機能性を追求するとし、インバウンドやファミリー層、グループ旅行のニーズを取り込むべく54㎡の広さを有する客室タイプを設ける。
このほか1階にオールデイダイニングなどを構え、今後2026年3月竣工、同年1月に宿泊予約受付を開始し春の開業を見込む。
同社は「既存ホテルでは対応できなかった新しい需要を創造し、ビジネスや観光のロングステイにも最適な新しいかたちのホテルを展開します」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp