アールエヌティーホテルズ(株)は12月5日、東京都墨田区にて、「リッチモンドホテル プレミア東京押上」をオープンする。
リッチモンドの「プレミア」ブランドでは武蔵小杉店、仙台駅前店に続く3店舗目の展開であり、押上駅から徒歩1分の立地に位置し、東京スカイツリーから最も近いホテルとなる。
同ホテルはコンセプトを「WA-GOGOCHI(わごごち)」とし、「WA」は“和”や“輪”を表し、墨田区の街で培われてきた江戸の粋な文化を、館内の随所にモダンテイストで表現している。また、装飾やインテリアには輪のモチーフを使用し、ホテルに訪れたゲストに笑顔の輪が水面の和のようにつながって広がるように、和をもって居心地の良い空間となるように、との思いが込められている。
全260室であり、「シングル」(18.9㎡~26.2㎡、ベッドサイズ150cm×203cm、1室4万円)164室、「ツイン」(38.0㎡、ベッドサイズ120cm×203cmなど、正規料金1室10万円)80室、「デラックス」(49.6㎡~54.4㎡、ベッドサイズ120cm×203cmなど、正規料金1室15万円)16室の構成となっている。ツインでは、客室をつなげるコネクティングツインもあり、最大で8人での利用も可能なため、3世代利用のニーズにも対応できるつくりである。
客室は同チェーンとして初の全室禁煙の仕様となっている。ベッドはシモンズ製のものが設えられ、ボルスターも付いている。客室内には天井埋め込み型のシャープ製プラズマクラスターを備え、清潔さと快適さを追求している。また、和テイストのスタンド照明や、東京スカイツリーを模した容器が特徴のミネラルウオーターも用意されている。客室アイテムでは、ズボンプレッサーに加えアイロンも備わっているのも特徴である。
アメニティにもこだわりを持ち、オーガニックで肌に優しい全身シャンプーのジャムレーベル・シャンプーを設えている。
広々としたロビーを設え、チェーン初の円に替える外貨両替機が備わっている。そしてフロントの隣にはアールアンドケーフードサービス(株)が展開するサラダバーアンドグリルレストラン「シズラー」が開業し、同レストランにて朝食が提供される。朝食では30種類以上の新鮮野菜やフルーツを味わえるサラダバーを中心に、フレンチトーストや日替わりグリル、和食なども堪能することができる。