横浜ベイシェラトン ホテル＆タワーズ（神奈川県横浜市）は9月24日、地下1階のペストリーショップ「ドーレ」をリニューアルオープンする。
同ホテルは今年度、約15億円をかけてさまざまな施設の改修を行う計画であり、7月には7階フィットネスクラブ「SHERATON FITNESS」を刷新し、今冬に2階オールデイダイニング「コンパス」のリニューアルを予定している。
今回、同ホテルの26周年の開業記念日に併せ、約1カ月間の改装期間を経て「ドーレ」のリニューアルを手掛ける。
内装デザインは「フレンチモダン＆オーガニック」をコンセプトとし、回遊性を重視したレイアウトや、ケーキ類の見栄えが高まるようショーケースを一新。また、ブレッドスキャナー搭載のセルフレジを導入し、利便性の向上やサービス提供をよりしやすい体制とした。
従来は約140品をラインナップしていたが、リニューアルに伴い約95品まで厳選。新商品としてベーカリーでは「ピスタチオクリームとチェリーのパンスイス」（550円）や「パン ド ロデヴ フィグ」（700円）など6種を提供。
新作ケーキはショコラティエ パレドオールの三枝 俊介シェフが監修した、ベネズエラ産のカカオを用いた「チュアオ」（1000円）、横浜市のシンボルの花であるバラをテーマとした「フリュイ・ローズ」（1000円、価格はすべて税込み）など5種を販売する。
同店舗のユニフォームのデザインも今回を機に変更され、営業時間は月曜～土曜10：00～19：00、日曜・祝日は10：00～18：00、ケーキ類は11：00～の販売。
9月20日に行われた記者会見において、常務取締役 総支配人の石原 哲也氏は「ドーレの改装は5年前から構想していたプロジェクトであり、ホテルの戦略として『ソフトで勝つ』ことを指針としています。いかに良いもの、クオリティの高いものを提供することで勝ち抜いていきます」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp
