オリックス・ホテルマネジメント株式会社とヒルトンは9月6日、大阪府大阪市にて全308室の「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」をオープンした。総支配人はスリジャン・ヴァデラ氏。
大阪市北区大深町6-38の大阪駅から徒歩7分、「うめきた2期地区開発事業」において同日にオープンした地下3階・地上26階建て複合商業施設「グラングリーン大阪」の1階および10~25階に位置。
同ブランドはヒルトンがライフスタイルブランドとして、41カ国で40軒以上を展開するものであり日本では初進出となる。
特徴として地元の魅力を最大限に活かした体験、洗練されたデザイン、ゲストの嗜好に合わせた食事や飲み物などを通じて、ワンランク上の快適な滞在を提供するという。
全308室の客室は水都大阪を表現した「リバーブルー」またはグラングリーン大阪の緑を表す「うめきたグリーン」を基調に、キャノピー(天蓋)には豊臣秀吉の馬印「千成瓢箪」や、うめきた公園内の植物のメタセコイアをモチーフにしたデザインを施す。
32㎡のスタンダードルーム、63㎡のコーナースイートルーム、95㎡と127㎡のスイートルーム、5室のペットフレンドリールームなどを備える。
11階のオールデイダイニング「CC:CARBON COPY」では世界各地の料理を、朝食ではブッフェ形式、ランチとディナーではアラカルトとセットメニューで提供。
その他、屋外テラス席を設けたバー&ラウンジ「!JaJa!Bar」、オリジナルローストの豆を使用したコーヒーやサンドイッチなどを提供するカフェ「Bean there, UMEDA」、3つのミーティング施設、フィットネスセンターなどを有する。
オリックス・ホテルマネジメント社 取締役社長の似内 隆晃氏は「オリックスグループとしては3軒目のヒルトンブランドの開業になります。『キャノピーbyヒルトン大阪梅田』にお越しになる国内外の多くのお客様にホテルでの滞在を通して豊かな大阪の文化をお楽しみいただき、大阪・関西にさらににぎわいが生まれることを期待しています」と述べる。
ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区代表のジョセフ・カイララ氏は「来年の大阪・関西万博の開催を控え、世界から大阪に注目の集まるこの絶好のタイミングで、国内外から多くの旅行客が訪れることが大きく期待されるなか、『キャノピーbyヒルトン大阪梅田』ならではの活気あふれるホスピタリティをお客様にご提供できると確信しています」とコメントする。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp