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ホテルスプリングス幕張、開業34年目にして初の大規模リノベーション

宴会場および日本食レストラン部分にスイートルームを新設、客室もプレミアとしてグレードアップ化を実現

2024年09月09日(月)
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 ホテルスプリングス幕張( 千葉県千葉市美浜区ひび野1-11、総支配人金田幸二)は開業以来初となる大規模のベーションが完了。2024年9月6日にはお披露目会を行なった。
 海浜幕張駅周辺では初のホテルとして1990年11月30日に開業した同ホテルは、幕張メッセやマリンスタジアムの動員需要の受け皿として長らく支えてきた。近年では、積極的なロケ地誘致やペットフレンドリーウエディングができるホテルとしても知られており、時代に即した多様なニーズに応えてきた。
 この度のリノベーションはホールや宴会場を有する棟(旧・新館)をプレミアに改称。4~8階の客室(
25.5~53.0㎡)は95室・12タイプに改修、2階の宴会場および日本食レストラン部分に全7室のスイートルーム(キッチン付き、79.7~92.1㎡)に大改修したほか、1階のミーティングルームはプレミアの宿泊者向けラウンジ(計117席)へと大変貌を遂げた(3階の宴会場と1階のテラスラウンジと地下1階のホールは改修なし)。
 千葉市長の神山俊一氏は「1989年に幕張メッセが開業し、翌年に開業したホテルスプリングス幕張はこの都市の発展に大きく寄与してきた。来春には蘇我駅方面側に改札口を新設することで、ホテルスプリングス幕張の利便性は大いに高まる。この度の初の大規模リノベーションではフリーアクセスのラウンジを導入するなど、さらなる発展を見越した取り組みに期待している」という。
 総支配人の金田幸二氏によると、「昨今、オーバーツーリズムやインバウンド激増などが話題になり活況だが、幕張ではそのような集客状況ではなく危機感のもとさまざまなチャレンジを行なってきた。今回、プレミアに長期滞在に適したスイートルームを設けるなど本館との差別化を図り、多様なニーズに対応できるホテルとしての次のフェーズを目指していく」とし、リノベーションはゴールではなくこれからが勝負、と決意を示した。

 

千葉市長の神山俊一氏
千葉市長の神山俊一氏
総支配人の金田幸二氏
総支配人の金田幸二氏
プレミア客室「エクゼクティブスイート」
プレミア客室「エクゼクティブスイート」
「エクゼクティブスイート」のバスルーム
「エクゼクティブスイート」のバスルーム
新設したプレミアラウンジのエントランス
新設したプレミアラウンジのエントランス


ホテルスプリングス幕張
https://springs.co.jp/
所在地:千葉県千葉市美浜区ひび野1-11/客室「本館」
203室、「プレミア」95室(スイートルーム7室含む)/リノベーション期間:2023年3月~24年8月/同・デザイン:ワイズラボ/同・施工:NA/オーナー:山形屋商事㈱/運営:EastGateホスピタリティ㈱/リノベーション後「プレミア」の営業開始日:2024年9月1日
 

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