アコー、公共投資顧問株式会社、PGIMリアルエステートの3社は9月4日、奈良県奈良市にて国内2軒目のノボテルブランドとなる「ノボテル奈良」をオープンした。総支配人は戒田 真氏。
奈良市大宮町7-1-45の新大宮駅から徒歩8分の立地に位置し、9階建てで建築面積2173.6㎡、延べ床面積は1万3497.2㎡の規模。
「Your time, Your way」をコンセプトに家族、友人、同僚、そして自分自身と充実した時間を過ごすことができるデスティネーションホテルとして展開。
1階のウェルカムエリアは日本庭園や奈良の工芸品などを配し、日本の古都ならではの空間を表現。2階はフィットネスジムや、キッズスペースを備えたウェルネスラウンジを設けた。
3~9階に全264室を構え、客室はウェルネスをコンセプトに奈良の文化・工芸・自然からインスピレーションを受け、モダンでありながら日本の伝統美を感じられるようデザインしたという。
スタンダードタイプはダブル(24~26㎡)やツイン(25㎡)、スーペリアツイン(32㎡)、和洋室(35㎡)で構成。エグゼクティブタイプはダブル(24~26㎡)、ツイン(25㎡)、スーペリアツイン(39㎡)、スイート(50~70㎡)などが備わる。
1階のピザ窯を備えたオールデイダイニング「トラットリア・ポンテ 奈良」では、「スローフード」をコンセプトに本格イタリアンを提供。オーガニックにこだわったメニューをそろえ、メインディッシュのピザは奈良県葛城市にある葛城⼭麓協議会のスペルト⼩⻨をベースにした⼩⻨粉から⽣地を作り提供。
このほか付帯施設に奈良の景色を望むバー付きのルーフトップテラス、エグゼクティブラウンジ、2つの宴会場とミーティングルーム、大浴場などを有する。
アコー 日本代表取締役のディーン・ダニエルズ氏は「奈良は美しい町、美しい風景、歴史、文化があり、国内のみならずインバウンドのお客様にも魅力的な観光地と感じております。今後も地域の皆様と連携し、愛されるホテルを作ってまいりたいと思います」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp