大和ライフネクスト株式会社(本社・東京都港区)は8月26日、福島県双葉町の中野地区復興産業拠点内にて計画するカンファレンスホテル「FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA」の着工に向けた地鎮祭を開催した。
同社は福島県双葉町と同地区における企業立地協定を2023年10月に締結しており、インバウンドを含む観光客の受け入れから国際会議の誘致までを可能とするカンファレンスホテルを展開することで、地域経済の活性化に寄与することを目指す。
建物は5階建てで敷地面積約2万3000㎡、延べ床面積約7000㎡の規模で客室数は全100室。設計・施工は大和ハウス工業社が担い、2024年9月に着工、2026年1月の竣工、同年3月の開業を予定する。
付帯施設に最大約430㎡の4室のカンファレンスルーム、レストラン、ショップ、ラウンジ、ライブラリー、スパなどを設ける。なお、ホテル名には「双葉にたくさんの『ふたたび』をもたらすホテルになってほしい」との願いが込められているという。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp