株式会社SQUEEZE(本社・東京都渋谷区)は9月2日、9月1日付での創業10周年にあたり今後の経営指針を発表した。
2014年に創業した同社は「価値の詰まった社会を創る/空間と時間の可能性を広げるプラットフォームになる」を経営理念とし、スマートホテルブランドの「Minn」や「Theatel」の運営をはじめ、その運営ノウハウを活かしたクラウド型ホテル運営システム「suitebook」を自社開発するなど「オペレーションプラットフォーム」として展開を図っている。
現在、全国で27施設を運営しており、年内は11月に愛知県初進出となる「Minn STATION Ai Nagoya」を含む5施設の開業や、2025年は「Minn」ブランドを中心に東京・京都・北海道などのエリアにて10施設以上の新規開業を予定している。
また、チェーンホテルへのシステム提供の本格化といった、ホテル運営とシステム開発の連環を強化した事業展開を行っていく姿勢である。
同社は「次の10年を『AI-powered hotel solution』によるホテル業界の変革時代と位置付けています。AIなどのデジタル技術の活用により業務の自動化や効率化が加速し、遠隔支援やバーチャルと組み合わせることで、より多くの業務が可能になります。当社がこれまで培ってきた運営ノウハウとテクノロジーを組み合わせて、顧客体験や業務プロセスを刷新、次世代のホスピタリティを創出し日本の観光立国をリードしていきます」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp