左から会長のホー・クウォンピン氏、社長兼CEOのエディ・シー氏
独立系ホスピタリティグループのバンヤン・グループは8月22日、東京ミッドタウン日比谷の日比谷三井カンファレンスにて記者会見を取り行った。
同記者会見では8月20日にグランドオープンした「バンヤンツリー・東山 京都」の紹介や、同グループの今後の国内外でのプロジェクト展開などを発表した。
「バンヤンツリー・東山 京都」は同グループの旗艦ブランドであり日本初展開となる。客室数は全52室を構え、24室の「セレニティ」(48~55㎡)、温泉付きとなる5室の「ONSENリトリート」(55㎡)などの客室タイプを有する。
付帯施設は48席の割烹料理「りょうぜん」、20席の隠れ家めいたバー「BAR RYOZREN」、スパ、天然温泉の大浴場、ジム、能舞台などを備える。
会長のホー・クウォンピン氏は「この数年でプロジェクトの数が増え5つのブランド、8軒のホテルを日本にて展開し、4軒のパイプラインが進行しています。観光業がこれからの日本経済において重要な役割を担うなか、弊社の日本でのミッションはおもてなしや食事、旅の経験といった日本の美しい文化を、次世代に継承すべくショーケースとなるようなホテルをつくっていきたい。今後、日本の美しさを体験できるさまざまな土地にて、持続可能なモデルをつくり展開していきます」と述べる。
なお、同グループは今後、日本にて「カッシーア・比羅夫 ニセコ」「バンヤンツリー・芦ノ湖 箱根」「ダーワ・ボールパーク 北海道」「バンヤンツリー・白馬 長野」の開業を予定している。
●関連記事「バンヤン・グループの日本初進出となる旗艦ホテルブランド『バンヤンツリー』、京都東山にて7月26日ソフトオープン」
https://www.hoteresonline.com/articles/13427
―――
文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp