日本政府観光局(JNTO)は8月21日、訪日外客数・出国日本人数の2024年7月の推計値を発表し、訪日外客数は329万2500人(2019年同月299万1189人)となった。
7月の訪日外客数は前年同月比で41.9%増、2019年同月比では10.1%増となった。2カ月連続で単月として過去最高を記録し、7月までの累計では2106万9900人となり、過去最速で2000万人を突破した。
東アジアや欧州など学校休暇により訪日需要の高まりがみられた市場が先月から大きく拡大したほか、引き続き東アジアでは台湾、東南アジアではフィリピン、欧米豪・中東地域では米国などで訪日外客数が増加したことが、今月の押し上げ要因となった。
国別では中国77万6500人(2019年同月105万420人)、韓国75万7700人(同56万1675人)、台湾57万1700人(同45万9216人)、香港27万9100人(同21万6810人)となった。
出国日本人数は104万8800人(同169万9166人)と、2019年同月比で36.8%減の結果となった。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp
ホテルデータファイル JNTO
JNTO2024年7月推計値発表、訪日外客数が2カ月連続で単月過去最高を記録し329万2500人
2024年08月22日(木)