ホテル・セールス・ネットワーク会（通称、HSN会）は8月20日、横浜中華街 桂宮（神奈川県横浜市）にて「第78回HSN会 納涼会」を開催した。
　同会は神奈川県横浜市のホテル営業担当者を中心にパートナー企業を交えた総勢400人が加盟する会。1999年4月に若手ホテルマンが中心となり、人脈を広げて情報交換の場をつくることを主旨に発足した。
 
　ホテルにおける営業は個人の持つ人脈が要用と捉え、会の発足以来、3～4カ月に1回のペースで勉強会や交流会など各種イベントを開催し、積極的に活動範囲を広げているのが特徴だ。
　今年4月には2020年の「第76回大会」より4年ぶりのリアル開催となる「設立25周年記念 第77回大会」を開催。当時、横浜エリアのフルサービス型ホテルの3名の総支配人が登壇するパネルディスカッションや、同エリアのホテルマーケットの状況について解説する基調講演が行われた。
 
　第78回目の開催を迎えた今回、冒頭では2027年に横浜開催の「GREEN×EXPO 2027」について、主催する公益財団法人2027年国際園芸博覧会協会より、企画調整部企画課 課長の藤川 満氏が登壇する勉強会が行われた。
　同イベントは万博と並ぶ最上位規模に分類されるA1クラスの博覧会であり、関東1都3県においてA1クラスの博覧会開催は初となる。2027年3月19日～9月26日の期間で開催となり、70の国や国際機関が出展し1500万人の来場者数を見込んでいる。
 
　勉強会の後、同会 会長の鈴木 均氏（横浜ベイホテル東急／横浜 東急REIホテル 販売促進 担当支配人）より「コロナの影響もあり、多くのお声をいただいておりましたが再開になかなか踏み込めず、納涼会としての開催は5年ぶりとなります。本日、多くの方にお集まりいただきありがとうございます」と挨拶。
　その後、横浜中華街 桂宮 営業開発部長 横浜中華街コンシェルジュの藤田 泰子氏が乾杯の音頭をとり、参加者らは提供されたコース料理に舌鼓を打ちあった。
 

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文・オータパブリケイションズ　臼井　usui@ohtapub.co.jp