ベッセルホテル倉敷(岡山県倉敷市)は8月10日、5月から順次改装を進めていた全館ならびに全120室のリニューアルが完了した。
2002年の開業以来、初の全面改装となりロビーフロアや廊下、客室は浴室を含めて一新した。
リニューアルに伴い客室デザインはシックさや機能面を追求。壁面のクロスや天井、カーペットの張り替えや照明を刷新し、デスクの新調や遮光性の高いカーテンを設えた。
ビジネス層やファミリー層などをターゲットとしており、幅150cm×長さ195cmのベッドは新たにデュベスタイルとし、スマートテレビを導入して動画配信サービスを楽しむことができる仕様。
リニューアルにより客室は約5%増の単価アップを見込み、9月より朝食ブッフェの有料化ならびにメニュー数増を予定している。朝食においてご当地メニューを増やすことで、ゲストの満足度向上へつなげる狙いである。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp