ハイアット ホテルズ コーポレーション(本社・米国イリノイ州)は8月20日、国内4軒目の「パーク ハイアット」ブランドとなる「パーク ハイアット 札幌」の開業計画を発表した。開業は2029年を見込む。
平和不動産社が北海道札幌市にて計画する地下3階・地上36階建ての「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」にて、4階と27~35階がホテル階となり客室数は全157室、付帯施設は料飲施設、宴会場、スパ、屋内プールを設ける予定。
平和不動産社 代表執行役社長の土本 清幸氏は「札幌の要所に最高級のラグジュアリーホテルを誘致することで、本ホテルの素晴らしいサービスによってもたらされる新しい体験の『場』や、本ホテルに訪れるお客様と札幌の魅力的な観光資源の出会いの『場』というこれまで札幌になかった新たな『場』を創出し、札幌が日本のリーディングシティとなっていくことに貢献してまいります」と述べる。
ハイアット アジアパシフィック グループプレジデントのデービッド・ユデル氏は「平和不動産とは来年『キャプション by Hyatt 兜町 東京』を開業する予定であり、今回の『パーク ハイアット 札幌』は2軒目のホテルマネジメント契約となります。私どもは世界中の目の肥えたレジャーやビジネス目的の旅行者が北海道を目指し旅をして、札幌市の継続的な変革と発展に参加できますことを嬉しく思います」とコメントする。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp