一般社団法人全日本ホテル連盟(本部・東京都千代田区)は8月9日、会員ホテルの2024年7月客室利用率の調査結果を発表した。回答ホテル数は225軒の協力ホテルのうち125軒、調査結果は速報値となる。
同調査によると2024年7月の全国平均は81.1%、前年同月78.0%と3.1ポイント増の結果となった。夏休みが始まり、花火大会や夏祭り、コンサート、フェス、スポーツ大会など、多くのホテルがそれぞれの地域で集客に結び付くイベントの影響があったという。
インバウンド集客ではゴールデンルート以外のエリアでも外国人の比率があがってきており、特に中国人利用が増えてきているとのこと。なお、中四国・九州エリアは回答数が少なかったため低い数値となったと述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp