新設するラグジュアリーフロアの客室イメージ
ザ・ニューホテル熊本(熊本県熊本市)は12月1日、第2期改装計画の完了に併せリニューアルオープンならびにホテル名称を「ONE STATION HOTEL KUMAMOTO」へ変更する。
同ホテルは2020年のリブランドの際、ラグジュアリーライフスタイルホテルとして展開。ニューヨークのブティックホテルをイメージしたデザインコンセプトで第1期改装計画を着手し、メインロビー、一部客室フロア、チャペル内観のリニューアルを手掛けた。
今回、第2期改装計画では約10カ月間の期間をかけ、1期目のリニューアルフロアを除く全客室、メインダイニング、宴会場、ガーデンなどを刷新する。
新ホテル名称は自然や文化など多様な観光資源を有する同県において、玄関口の熊本駅近隣に構えていることから、これらの魅力を発信する、熊本を象徴するホテルであり続けたいとの思いが「ONE」に込められているという。
客室数はスパ施設を転用し全123室から146室へと増室。国内外の富裕層を取り込むべく、高級感を追求し和モダンテイストにデザインした24室のラグジュアリーフロアを新設する。ラグジュアリーフロアの宿泊者向けに専用ラウンジとしてフリーフロースペースを設ける。
メインダイニングはオープンテラスゾーンを熊本駅のロータリー側に新設し、オープンエアでのシェフによるBBQグリルなどの演出を行い、ランチタイム後のカフェ利用の促進やレストランウェディングの販売などにより新規顧客層の獲得を狙う。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp