平和不動産株式会社(本社・東京都中央区)は6月21日、北海道札幌市にて計画する「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」において、札幌市長宛に市街地再開発組合の設立認可申請を行ったことを発表した。
同計画は地下鉄南北線・大通駅に直結する立地にて、地下3階・地上36階建てで敷地面積約5030㎡、延床面積約9万9600㎡の規模。基本設計は三菱地所設計社、デザイン監修は隈研吾建築都市設計事務所、特定業務代行として施工は大成建設社が担う。
「大通交流拠点の魅力向上につながる空間形成」「国際競争力を高める機能の整備」「環境負荷低減・災害に配慮した機能の整備」を整備方針とし、低層階に商業施設、中層階にオフィス、高層階に宿泊施設を構える。
宿泊施設は国際水準の宿泊機能を備えたラグジュアリーホテルでの展開とし、今後2028年度の竣工を見込む。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp