独立系ホスピタリティグループのバンヤン・グループは6月5日、日本初進出となる旗艦ブランドの「バンヤンツリー・東山 京都」を7月26日にソフトオープンすることを発表した。
京都府京都市東山区清閑寺霊山町7の祇園四条駅から車で約10分の立地に位置し、地下1階・地上4階建てで全52室の規模。デザインアーキテクトは隈研吾建築都市設計事務所、設計は東洋設計事務所と入江三宅設計事務所、施工は清水建設社が担った。
10のホテルブランドを有する同グループの日本での展開は「ダーワ・悠洛 京都」、「ギャリア・二条城 京都」、「フォリオ・サクラ・心斎橋 大阪」、「ホーム・ステイ・ユミハ 沖縄」、「ホーム・ステイ・椛 三条 京都」などに続く8軒目となる。
旗艦ブランドのバンヤンツリーは「心、身体、魂を回復させるための五感の聖域を提供する」ことをブランドコンセプトとしている。
ホテル全体のデザインコンセプトを「幽玄」とし、6タイプで構成する全52室の客室は能舞台にちなみ能の伝書のひとつ「風姿花伝」の中から「秘すれば花」の一節をモチーフにデザイン。また、天然温泉の源泉で提供する温泉付き客室を8室備える。
付帯施設はシグネチャーダイニング和食割烹「りょうぜん」、バー、スパ、大浴場、ジムなどを備える。ソフトオープンにおける記念宿泊プランの価格は2名1室利用1室当たり20万円~(税・サ・入浴税込み)にて販売する。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp