左から総支配人の水村 樹人氏、株式会社グランビスタ ホテル&リゾート 代表取締役社長の須田 貞則氏、株式会社サンケイビル 代表取締役社長の飯島 一暢氏、館長の中野 良昭氏
株式会社サンケイビル(本社・東京都千代田区)ならびに株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社・東京都千代田区)は5月30日、6月1日にグランドオープンする「神戸須磨シーワールド」および「神戸須磨シーワールドホテル」の記者発表会を行った。
神戸市須磨区の須磨海浜公園駅から徒歩約5分の神戸市立須磨海浜水族園跡地にて、両社が属する「神戸須磨 Parks + Resorts共同事業体」による園内全体の再整備に伴い、水族館「神戸須磨シーワールド」と価値体験型ホテル「神戸須磨シーワールドホテル」が誕生する。
記者会見でははじめにサンケイビル社 代表取締役社長の飯島 一暢氏により「約7年前に事業検討を開始し、神戸市と度重なる打ち合わせを行い、単なる水族館の建て替えのみならず、神戸市の未来を見据えた大規模な整備事業として発展しました。シーワールドに関しまして、地元神戸で育まれた貴重な生態系の展示から、大海原で躍動する大型海洋生物のいきいきとした姿を、ぜひ皆さまに堪能いただきたいと思っています」と挨拶。
続いて、グランビスタ ホテル&リゾート社 代表取締役社長の須田 貞則氏より「1970年に千葉県で鴨川シーワールドを開業して以来、54年にわたり水族館事業を運営してきました。本事業において地域の魅力を世界に発信する広域観光集客のランドマークとして、地域コミュニティと観光リゾートの持続可能な発展を推進してまいります」とコメント。
その後、総支配人の水村 樹人氏により園内全体の施設紹介が行われ、西日本で唯一となるシャチのパフォーマンスを観賞できる「神戸須磨シーワールド」は、今年度約200万人の来場を見込んでいるとのこと。
全80室の「神戸須磨シーワールドホテル」はファミリーやカップル層などをメインターゲットとし、ゆくゆくは修学旅行やインバウンド需要の取り込みも視野に入れ、年間の目標値は稼働率約86%、ADRは夕朝食付きで5万円~5万2000円を目指す。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp