IHGホテルズ&リゾーツ（本社：英国バークシャー、国内運営会社：IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社、代表： CEO アビジェイ・サンディリア、以下IHG）はこのほど、鹿島㈱と国内初の運営委託契約を締結し、2025年初夏に「ANAホリデイ・インリゾート軽井沢」をリブランド開業することを発表した。今回の契約締結は、国内における両社間の中長期的な相互発展を見据えたパートナーシップの第一弾となる。
現・プレジデントリゾート軽井沢を改装し、「ANAホリデイ・インリゾート軽井沢」ホテルとしてリブランドオープンする。「ANAホリデイ・インリゾート宮崎」、「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」、「ANAホリデイ・インリゾート安比高原」に続く国内で4軒目。また、軽井沢エリアでは「ホテルインディゴ軽井沢」に次ぐ2軒目となる。国内からのゲストはもちろん、世界に1億人以上を有する会員組織「IHGワンリワーズ」を通じて、海外からのさらなる誘客も見込めるとしている。
IHG日本&マイクロネシア マネージングディレクター 兼 IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社 CEO アビジェイ・サンディリア氏は「日本国内で展開するグローバルオペレーターの中で、唯一、観光庁との交流を続けている」と述べ、日本の観光経済の発展に寄与できるとも示唆した
5月16日に行なった会見で、IHG日本&マイクロネシア マネージングディレクター 兼 IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社 CEO アビジェイ・サンディリア氏は、締結により鹿島の既存施設をIHGへとリブランド展開することを発表。タイのクラウンプラザ バンコク ルンピニパークに次いで、「ANAホリデイ・インリゾート軽井沢」を開業できる喜びを強調した。また軽井沢についてはすでに展開しているものの、「政財界の著名人や文化人、在日外国人などに古くから愛されてき土地であり、建築・土木の分野で日本を代表する企業である鹿島と世界有数のホスピタリティ企業であるIHGとの国内初のパートナーシップをスタートするのに最適な場所」とし、これを機に今後も長期におよぶパートナーシップのもと、日本各地でのホテル展開を期待しているという。
1997年から鹿島グループが運営してきた施設のリブランドとなる「ANAホリデイ・インリゾート軽井沢」は、客室（100室）のほか、ドッグフレンドリー対応のコテージ（2棟）を構える。館内施設には、レストラン、天然温泉、ジム、屋内プールのほか、ホテル隣接地にはスキー場と18ホールのゴルフ場を擁し、年間を通して多彩なアクティビティが楽しめる。アクティビティ施設の運営もIHGがかかわるとしており、新たな魅力を打ち出していきそうだ。
【施設概要］
ANAホリデイ・インリゾート軽井沢
所在地：群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢2032-16
敷地面積：2,452,214㎡（約741,795坪）
延床面積：11,430㎡（3,457坪）
客室数：ホテル棟100室、コテージ2棟
ホテル内施設：レストラン、ジム、屋内プール、ドッグホテル
他施設：ゴルフ場（18ホール）、スキー場（4コース）
アクセス：北陸新幹線 軽井沢駅からシャトルバスで40分または碓氷軽井沢ICから国道146号線経由で50分
開業日： 2025年初夏（現・プレジデントリゾート軽井沢からブランド）
