北海道ジェイ・アール都市開発株式会社(本社・北海道札幌市)は10月12日、千歳市にてコンテナ型無人宿泊施設「JRモバイルイン千歳」を2024年3月に開業することを発表した。
立地は千歳駅から南千歳駅方面に約1kmの沿線に位置し、ラピダス社による半導体工場建設に伴い宿泊需要が高まっているエリアとなる。「JRモバイルイン」ブランドでは2019年に開業した札幌琴似店に次ぐ2店舗目の展開。
投資額は約3億円、建物は木造ムービングハウスの「スマートモデューロ」を用い、シングルタイプ20室(14.4㎡)の全室にバス・トイレをはじめ、キッチンや洗濯機などを完備する。
駐車場は20台を収容可能とし、宿泊価格は1室あたり約1万円を見込む。無人運営であり、ゲストは施設内の無人受付センターにてオペレーターを介して本人確認や施錠番号の通知が行われる仕様である。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp