森ビルは 11月 24日より順次開業する「麻布台ヒルズ」のメディア会見を8月 8日に行なった。“Modern Urban Village~緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街~ ”をコンセプトに、心身ともに健康で豊かに生きることを目指すとして、約8.1haの計画区域には、約 24,000m2の緑を配し、延床面積約861,700m2の空間に、オフィス、住宅、商業施設、文化施設、教育機関や医療機関など、多様な都市機能を集積する。
敷地内には、「慶應義塾大学予防医療センター」や都心最大規模のインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」、世界初となるアマンの姉妹ブランドホテル「ジャヌ東京」ほか、ベンチャーキャピタル約 70社が集結する「Tokyo Venture Capital Hub」、ラグジュアリーブランドや「麻布台ヒルズ マーケット」など約 150の店舗、「森ビル デジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」などが開業する。
森ビルの代表取締役社長辻慎吾氏は、「これまでもヒルズの開発を通じて豊かな都市生活と、東京の磁力向上に資する都市づくりに取り組んできた。麻布台ヒルズでは、この街を担うパートナー企業とともに、環境や健康が重要性を増す現代において、“Green& Wellness”をテーマにした新しい都市像を提案する」。
森ビル(株)代表取締役社長辻慎吾氏。街全体で「RE100」に対応する再生可能エネルギー電力を100%提供するなど、国際的な環境認証プログラム「LEED」の最高ランクも認証