ABホテルは、2023年 3月期の決算を 2023年 5月 10日に発表した。ABホテルの 2023年 3月期決算は、売上高 87億 9600万円(前年同期比38.6%増)、営業利益 29億 7600万円(同 210.4%増)、経常利益 29億2400万円(同 211.9%増)、当期純利益 18億 0700万円(同 218.3%増)で売上高、営業利益、経常利益、当期純利益いずれも過去最高となった。
同社によれば、インターネット等を利用した広告宣伝の強化、長期宿泊者用プランの販売、また各都道府県が実施する旅行割引キャンペーンへの積極的に参加によって宿泊稼働率の維持及び向上、経費削減に努めた結果、宿泊需要が高まり宿泊単価が回復し、さらに需給のバランスをみて稼働率を調整したことによるものとしている。
2024年 3月期の通期業績予測については、売上高 90億万円、営業利益29億 6000万円、経常利益 29億円、当期純利益は 18億円に設定。エネルギーコストの上昇による影響や、それに伴う物価上昇による資材や消耗品関連等の高騰への対応をしていきたいとしている。