リーガロイヤルホテルグループを運営するロイヤルホテルは、2023年 3月期の連結決算を 2023年 5月 12日に発表した。ロイヤルホテルの 2023年 3月期の連結決算は、売上高 263億 9700万円(前年同期比 60.3%)、連結営業損失 29億 8600万円(前年度損失 82億 1700万円)、連結経常損失 21億 2900万円(前年度損失 4,5億 5000万円)となった。また、リーガロイヤルホテル(大阪)の土地、建物の信託受益権等を譲渡し、固定資産売却益 155億 7600万円を計上した等により、親会社株主に帰属する純利益は133億 1500万円(前年度は純損失 48億 1100万円)となった。
次年度については、3月に締結したカナダのベントール・グリーンオーク・グループとの資本提携等を踏まえ、これまでの資産保有と運営が一体化したものから、運営に特化したビジネスモデルへの転換を図り、グループの中核を担うリーガロイヤルホテル(大阪)のブランド価値向上等に取り組んでいくとし、連結売上高 220億円、損益面では、営業利益 5億円、経常利益 2億円、親会社株主に帰属する当期純利益 1億円を見込んでいる。