IHGホテルズ&リゾーツ日本&マイクロネシアマネージングディレクター兼 IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社 CEO アビジェイ・サンディリア氏と森トラスト(株)代表取締役社長 伊達美和子氏
5月 24日、都内で森トラストグループと IHGホテルズ&リゾーツは「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」の開業計画を発表した。同ホテルは国内 5軒目のホテルインディゴブランドで、2024年冬に開業予定。重要文化財「旧グラバー住宅」や国宝「大浦天主堂」など文化観光の集積地である南山手エリアに位置する。総客室数は約 70室で、ダイニング施設やフィットネスジムを併設する。
同ホテルのコンセプトは「時空を旅する和・華・蘭ラビリンス」で、日本の「和」、中国の「華」、そしてオランダの「蘭」、それぞれの個性が混ざった「和・華・蘭(わからん)文化」と呼ばれる長崎の DNAを踏襲する。
開業後の集客に関して、森トラスト(株)の伊達美和子社長は「インバウンド客に関してはまずは 20-30%を目指したい。当ホテルを通して、街の歴史、文化の魅力をお客さまに発信していきたい。ホテル運営は FC形態」と述べた。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合のアビジェイ・サンディリア CEOは、「グルーバルで見ると、コロナ前の 19年より収益性が⾼まっている」と述べ、業績回復に向けて手ごたえを感じていることを述べた。