マリオット・インターナショナルは、5月 1日、City Express(シティ・エクスプレス)ブランドのポートフォリオの買収を完了したと発表した。今回の買収により取得するブランドポートフォリオは、ホテルや商標、ドメインなどの関連知的財産、ロイヤリティプログラムなどで、支払額は 1億米ドルとなる見通し。フランチャイズ料収入は既存ポートフォリオで約 1,000万米ドルを見込む。
ホテルズ・シティ・エクスプレスは、2002年にメキシコで設立され、「シティエクスプレス」、「シティエクスプレスプラス」、「シティエクスプレススイーツ」、「シティエクスプレスジュニア」、「シティセントロ」の 5つのサブブランドで構成され、メキシコ 75都市と、コスタリカ、コロンビア、チリのラテンアメリカの3カ国で152軒のミッドスケール価格帯のホテルを展開する。
今回の買収によって、マリオットのカリブ海とラテンアメリカ地域におけるプレゼンスは、約 45%増加し、37カ国、480以上の施設に拡大。今後は、手頃な価格帯のミッドスケールセグメントに参入し、31番目のブランドと新たに「City Express by Marriott」ブランドを立ち上げる。
マリオットが買収したシティ エクスプレス(イメージ)