宿泊業3件(前年同)、飲食業60件(前年比21件増)
東京商工リサーチは2023年 2月の「倒産月報」を 2023年 3月 8日に発表した。全国の企業倒産件数は 577件(前年同月比 25.70%増)、負債総額が 965億8000万円(同 36.04%増)となった。
件数は、前年 4月から11カ月連続で前年同月を上回った。11カ月連続の増加は、2008年 6月〜 2009年 4月以来の 13年 10カ月ぶりとなる。2022年 12月から前年同月比 20%以上の増加率が続き、件数自体は低水準だが増勢を強めている。
負債総額は、2月としては 2年連続で前年同月を上回ったが、2020年 (712億 8300万円 )から4年連続で1000億円を下回った。負債 10億円以上が 16件(前年同月9件)、同1億円以上5億円未満108件 (前年同91件)と中堅規模の倒産が徐々に増加している。ただ、同1億円未満は436件(同340件)と7割超を占め、小・零細規模の倒産を主体にした推移に変化はない。
2023年 2月の「新型コロナウイルス」関連倒産は228件 (前年同月比57.2%増 )で、前年同月の約 1.6倍に急増している。200件台に乗るのは 6カ月連続で、2020年 2月からの累計は5232件に達した。
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